2017年5月4日木曜日

< 目的と目標 >

 ありきたりだが、似て非なる2つの言葉の意義を、あらためてよくよく見詰めるべき時が来たのだ。
何事に付け、「目標」だけがあって微塵も「目的」を具体にして見せたことが無い、そういう現政権なのだ。
 デフレ脱却、貴殿が取り上げるPB、女性登用、・・、どれもこれも目的に向かう道程での一つの「目印」ではあり得るかも知れぬのだが、決してそれを目的に取って代わらせてはならない、・・・それが「目的」であるかのようにみなされているがために、むしろ却って誰も国内で投資にも消費にも向かって行かないし、将来が見えないがために“子をもう一人“とは思わないのだ。

 識者も評論家もましてマスメディアも、そして何よりも役人と政治家も、「たんと」お勉強して来た割には、自身が大衆(似非インテリ)でしかなく、それとは異なる「庶民」がフツウに「感得」している当たり前の堅実な常識に基づいた「省察」が足りないがために、単なる「“大衆“の先導者」でしかなくなっているのだ、・・まともな政策が打ち出される訳がない!!!真っ当な政策論議が赤絨緞でなされる訳がない!!!