2016年11月7日月曜日

< ふるさと論、“いいね!“  でもどうするの >
 ノスタルジーにすぎない、と言われそうであっても、根無し草では健全で堅固な「政策」は出て来ないだろうと思われることからすれば、大事な事だ

 でも、自民党の中枢の者達はじめ、いまメディアが取上げる自民総裁候補は、東京生まれの東京育ちだろう、選挙区は地方であっても
二世どころか三世さえいるのではないか
 当地でも、各選挙区すべてと云って良い、彼らはまったく当地での「生活」とは無縁だ
まして、その家族が当地に来るのは、選挙の時だけだ

・・・むろん、二世だからダメ、などというひと頃なされた無駄な論議とは別の話しだ

 東京“規制”によろうが、規制緩和や特区という名の“規制“によろうが、取って貼\り付けたような謂わば”コピペ策”で、地方再生や地方新生ができるなどとは誰ひとり「ふるさと」の平凡かも知れんがまともな国民は受取ってなんかいない
 地方に本店を置いたら税額控除しましょう、などというのも同様だ
登記簿上の“本店・主たる事務所“は地方であっても、本社”機能\”は東京である企業が既にたくさんあるだろう・・・税額控除でそれが“矯正“できるなどとは空想でしかない

“ふるさと愛“や”ふるさと命“だけでは、どうしようもない

 事業者や生活者が実際に便益を享受できる機会を地方に移すか造るかしかない
その契機自体を造り出すことができるのは政府機能\だけである

 なぜ、“東証“を船場に移さないのか、いやいまは民間だから移させないのか、ガイジンには歴史ある”船場“の方がよく知られているのだ